経験20年、熟練の技工士が作る入れ歯

入れ歯は、歯科医師と並ぶもう一人の専門家である「歯科技工士」が歯科技工所で作製します。

歯科技工士にはそれぞれ特徴があり、入れ歯、詰め物・被せ物など得意分野はさまざま。この得意分野と技術力によって、入れ歯の完成度は大きく左右されます。より良い入れ歯を作製するなら、入れ歯作りが得意な歯科技工士に依頼するのが望ましいのです。

そのため、当院では20年以上のキャリアを持つ、入れ歯作りに長けている歯科技工士に依頼しています。

私どもが入れ歯の作製を依頼しているのは、経験年数20年以上（※）で、BPSデンチャー（精密入れ歯・義歯）の認定資格を持つ歯科技工士です。

そもそも「BPSデンチャー」という入れ歯は、認定資格を持った歯科技工士のみに作製が許されています。認定されるには、BPSデンチャーを開発した Ivoclar Vivadent社によるトレーニングを受け、さらに認定試験で一定基準以上の技術を認められなければなりません。

この認定資格は、院長の持つ「精密義歯（BPS）クリニカル国際認定医」よりもさらに保有者数が少なく、精密な入れ歯を作れるだけの優れた技術を持っている証です。

※2022年現在

歯科技工士は、型どりによって患者さまのお口の中を再現した模型をもとに入れ歯を作製します。そのため、通常は技工士が患者さまのお口の中を直接見ることはありません。

しかし模型だけでは、頬（ほほ）や唇、口内の粘膜の状態まできちんと把握するのは不可能です。したがって、お口にぴったり合う、よく噛める入れ歯を作れないケースも生じてしまいます。

この点を踏まえ当院では、BPSデンチャー認定資格を持つ歯科技工士の立ち会いのもと、診療を実施。そこで患者さまのお口の中やお顔立ちを拝見し、ご希望を伺った上で作製を開始します。

こうして直接確認することによって、頬や唇、口内の粘膜の状態を考慮した入れ歯の作製が可能です。BPSデンチャー以外の自費診療の入れ歯の場合でも、必要に応じて歯科技工士が立ち会っております。

ご本人から直接ご希望を伺うことは、非常に重要です。より患者さまにご満足いただける入れ歯づくりをめざしています。